赤ちゃんを連れた新幹線・バスの利用

泣ける!
泣ける!育児に正解はないとおもふ育児の気づき(baby0~2歳)

はじめての公共交通機関での帰省

私事ですが年末年始は子どもが産まれてから初めて公共交通機関を利用し帰省ました。

田舎は岡山なので、新神戸から新幹線で岡山まで、そこからはバスで田舎まで帰ることができるのですが、今まで一人で帰る時には全く気にしていなかったこと、体力的なこと、ここまでしんどいとは思っていませんでした。

 

帰省時は早めに移動したため、新幹線もバスも混んでおらず、娘も良い子にしてくれていたので、あまり大変だとは思いませんでした。

ベビーカーだと出入り口が狭く感じる!

ただ、「しくじったー!」と思ったのがベビーカーを持って帰ったことでした。

新幹線でもバスでも、乗る時は娘を抱っこして、ベビーカーは畳めそこまで邪魔にはならないだろうと思っていたのですが、新幹線のドアってこんなに狭かったっけ!?と思うくらいベビーカーを通すのが大変。バスも同様。バスの通路ってこんなに狭かったっけ!?全然ベビーカーが通らない。。ベビーカーを持ち上げるのも7kgの娘を抱っこしている&車内が狭いので思ったより力が出ない(汗)「うう重たい、苦しい」となりました。

ベビーカーはいらなかった?

幸いバスは混んでいなかったので、一番前の座席にベビーカーを置き、私は後ろの座席へ移動しました。

「ふ~大変~」っと感じましたが、娘も泣かず、ぐずらず、いい子にしてくれていたのでなんとか田舎まで帰ることができました。

恐怖のUターンラッシュ

問題はここからでした。

そういえば、私はラッシュ時の新幹線に今まで乗ったことがありませんでした。

「バスはいつもガラガラだし、ラッシュといっても乗れるだろう」

「新幹線は普通席が空いてなくてもグリーン車なら空いているだろう。」

「岡山から新神戸までは30分くらいだし、立っていてもいいや」

こんな風に考えていた私、甘すぎました。

まず岡山市内へ向かうバス。田舎なので利用者はいつも少なく、利用者が多い時でも10人くらいしか乗っていないイメージだったので絶対大丈夫という、“謎の確信”があったのですが、残念。

驚きの満席。

 

一番後ろの座席が2座席空いていたので一番遠かったのですがベビーカーを引きずり、周囲の方へ「すみません。すみません。」と連呼しながらなんとか後ろの席へ移動。優しい女性の方がベビーカーを持つのを手伝ってくださいました。私と抱っこした娘が座り、隣へベビーカーを置きました。

 

それからも乗客は増え続け、補助席までいっぱいになるほどのバス。他の人たちはキャリーの置き場に困っている様子でした。

そのひと声がママは助かる

娘が少し泣きそうになったのですが、耐えてくれました。

バスを降りる時も、女性の方が「私荷物無いからベビーカー持ってあげるよ」と言ってくださり、お言葉に甘え、バスを降りた時には、他の女性の方が「赤ちゃん、泣かずによく頑張ったね!!偉かったね~」とほめてくださり、ウルっと来てしまいました。

娘にもこんなに無理をさせてしまっている自分も情けないなと感じていました。

満席の新幹線で感じた事。

そして新幹線です。
座席の空席情報を知らせるパネルには「×」しか見えず。よく見ると「終日空席無し」
「え?グリーン車もなの!?今日1日中!?え?明日も空席無し!?」
私は開き直り、もうどの列車に乗っても同じだと、着た新幹線に飛び乗りました。

10号車付近に乗りましたが、列車と列車をつなぐ通路すら人、人、人だらけ。
赤ちゃんを抱っこして、ベビーカーを持ち乗車する私。周りの目もかなり気になりました。

赤ちゃん連れと経験前の私の違い

私が今の「私」という人間を見ていたら、「こんな小さい赤ちゃんをUターンラッシュの満員列車によく乗せられるわね。赤ちゃんが可哀想。」と思ったと思います。心の中ではずっとそれを考えていました。私はともかく赤ちゃんは免疫力も弱いし、暑さ寒さもコントロールがなかなかできないのに、親の都合でこんなタイミングの列車に乗ってしまったことに“後悔”しかありませんでした。

そんな私に、女性の乗客の方はみんな優しく「可愛いですね~!」「大変ですね。どちらまでですか?」などと声をかけてくださいました。

必死なママにかけてもらえると嬉しい一言

さすがの娘も限界で近くにトイレがあったので、そこでオムツを変えました。その時も「私がベビーカー持っておいてあげるから気にせず行っておいでよ」と優しい女性の方が力を貸してくれました。

そんなこんな30分が経ち、なんとか新神戸まで帰ってくることができました。

駅には主人の家族の姿があり、ここからは車に乗って帰ることができました。

何度も何度も娘に「ごめんね。よく頑張ってくれたね、ありがとう」と伝え、もう絶対に帰省ラッシュ、Uターンラッシュには移動しないと誓いました。

はじめての赤ちゃん連れ公共交通機関で感じたこと

それとともに、世間のあたたかさ、優しさを感じる1日になりました。
助けられて生きているなと感じました。
こんな思いを世の中の全員が持てれば戦争なんて起こらないはずなのに。
娘が大人になるころ、日本はどんな国になっているのかな?

 

 

 

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