妊娠中、赤ちゃんの安全の次に、気がかりだったこと。
それは自分の体重のことでした。
妊娠初期から食べづわりタイプで、何か食べていると気持ち悪さが収まるような気がしなくもなくずっと食べていました。
何ならつわりが収まってからも、その流れで食べ続けていたので、いよいよ助産師さんにも
太るとお産長引いて大変になりますよ！
これ以上は太らないでくださいね！
と苦言を呈され、母子手帳にも赤でチェックを入れられたりなんかしつつ……最終的に14キロ増量でお産に挑むことに！
私は、なかなか陣痛が起きず、バルーンによる誘発分娩で、陣痛が始まってから産まれるまでは18時間コースでした。
たしかに平均よりかはちょっと長めに苦しみました…
産んだ直後、病室の鏡に映る自分に愕然
産んだら、赤ちゃんが出てきた分だけスルンとお腹がへこむのかと思いきや…大間違いでした！
病室の鏡で自分の体を見てみると…「あれ？もう1人産めるのでは…？」
お腹は出ているわ、皮膚はビヨンビヨンに伸びているしで、なかなか見るに耐えない姿になっていました…
しかも、そこに追い討ちをかけるように、お見舞いに来た実母が
すぐに痩せろとは言わないけど…あんまり太ったままでいると、恥ずかしいよ。娘ちゃんから見てステキなママでいなくちゃ
グッサーーー！！！産後弱ったメンタルに、なんという追い討ちを！！！！！！！！
申し上げておきたいのは「太ってるから恥ずかしい」というのは、社会が作り出した思い込みの一つです。
太っていても、痩せていても、体型だけを見て「その人は優れている、優れていない」と評価するのは間違っていることだと、私は思います。
……と、出産から一年経った今は、冷静に考えることができるのですが、当時はかなりショックでした！
お母さんも悪気があった訳じゃないと思うんですが……言葉の選び方は気をつけてほしかったなぁ。
まず「なぜ痩せたいのか」を考えた
実母からの言葉だけでなく、妊娠中から職場の上司なんかにも遠回しに「太ったね〜」的なことも言われていたこともあって
私、超傷付いたんだから！
全員まとめて見返してやる！
という気持ちも、あったとは思います。
でも、そういう「復讐」みたいな気持ちで始まるダイエットって、全然楽しくなかったし、「こうしなきゃ！ああしなきゃ！」でずっとイライラしてました。
ある時、育児で疲れている私を労る気持ちで、夫が気を利かせて食事を作ってくれたりしていたんですが、ダイエット的に食べたくないメニューを出されて、勝手にイライラ、産後のメンタル不安定さも相まってブチギレ……
↑いや〜今思い返しても、ほんと最悪ですよね。笑
夫からの気遣いにイライラしたりするほど、痩せることにこだわらないといけない理由なんてあるのかな……？この件をキッカケに、考え直しました
たしかに、太っていることでストレスを感じていました。動きづらかったり、体がだるかったり、疲れやすかったり……
色々あったのですが、何より一番のストレスは「鏡で自分を見た時に、自分自身にガッカリする」ということでした。
鏡に映る自分、ガラスに反射して映る自分、娘と一緒に写真に映っている自分……を見るたび、小さく「ガッカリ」する感覚がありました。そしてそれは小さいながらも、日に日に積もって、大きく育っていました。
このことに気がついた時、
「他人を見返したいから」じゃなくて、「毎日明るい気持ちで過ごしたいから」私は痩せたいと思っているんだ
と、ダイエットの目的を確認することができました。
「明るい気持ちで毎日過ごす」ことがゴールなのに、食事内容を細かくチェックしてイライラするのは、本末転倒ですよね……。
私がダイエットのためにした、楽しくできる5つのこと
痩せる目的は「毎日明るい気持ちで過ごすため」、そのためにやることは「鏡で自分を見た時に、ガッカリしない程度の体型に戻す」と、明確になったので
ダイエットも楽しんでやろう！
苦しいことは続けられないんだから！
と、開き直って、ダイエットとしてやる行動を決めました。
では具体的に、どんなことをしたのか？
私の5つの取り組みを紹介します！
体重計に乗る
毎朝、パジャマから洋服に着替えるタイミングで、裸になって体重計に乗るようにしました。
「前日よりも体重が増えていたら、今日は少し控えめにしよう」というように、その日の食事量の目安にしていました！
ガードルを毎日履いた
1万5千円もする骨盤矯正ガードルを、思い切ってデパートで購入しました！（私が購入したのは、ワコールの「シェイプマミーガードル」です！）
最初に断っておきます。
これ、めちゃくちゃキツキツです！
なので、絶対店舗で試着してほしいです。サイズ選びがキモだと思います。
試着では店員さんが一緒にサイズ合わせしてくださるのですが、「おいおいうそやろ…」ってくらい小さいガードルを持ってきて、そこにわがままボディをねじ込んでいくんです。
「わー！ほんまにガードルが弾け飛ぶ！あかんあかん！！」と思うんですが、不思議なことに実際ねじ込めてしまうんです！！
でね、もっと不思議なことに、ねじ込んでみると、案外苦しくないんです！！！！！
それどころか、産後のゆるんだ骨盤が固定されるような感覚で、動きやすい。何より、履いているとボディラインが綺麗に見えます！テンション上がりました。笑
動きやすくて、キレイ見えするから嬉しかったというのもありますが、ガードルはなかなか大きな出費だったので、元を取るつもりで、毎日毎日履いていました！
私は骨盤矯正とかは特に通いませんでしたが、ガードルのお陰でウエスト周りのラインが戻るどころか、くびれまで（うっすらと）出来たので、出産で緩んだ骨盤を元に戻す役割は、しっかり果たしてくれたと思います！
副次的な効果だとは思うけど、ガードル履いたまま食べ過ぎると苦しくなるので、食べ過ぎ防止になったのもよかったのかも！
野菜スープにハマった
有賀薫さんという、スープ作家さんをご存知でしょうか？
SNSでたまたま有賀さんの作ったスープの写真を拝見して、なにやら美味しそうだなと心惹かれて、試しに買ってみたこのレシピ本。
これが（主に私を中心に）我が家で大バズり！
基本的に、調味料は塩だけのはずなのに、圧倒的に美味しい野菜スープが出来上がるんです。
どれくらい美味しいかというと、あまり食に興味のない夫が「えっ…は…？うまい…うますぎる」と声を漏らし、その翌朝、夫自らがキッチンに立ち、この本のレシピ通りにスープを作っている……くらい、美味しいです！
野菜を切って、お鍋に入れた後は、基本的には放置なので（その間に主菜を作ったりとかしてます）、ハチャメチャ簡単。うちの夫も作れるくらい簡単！
余ったお野菜の活かし方もわかり、お財布にも優しい。
なんなら、スープの具だけ取り出して、ちょっと細かく刻んであげれば、離乳食にも早変わりします！
もうとにかく魔法みたいなレシピ本なので、もう私の中でこの本は「スープ・レッスン」どころか「スープ・イリュージョン」になってます。
脱線しましたが、スープ・イリュージョンがバズったのは、思い返せばダイエット的にも良かったと思います。
お腹が空いたら、オヤツ代わりにスープを飲むようにしていました。美味しいし、野菜もたくさん摂れるし、お腹も膨れるし、体も温まりました！
大好きな銭湯に通った
もともと銭湯が大好きな私。銭湯愛ゆえに京都に住んでいるといっても過言ではないほど。
娘を寝かしつけた後、夫に娘を見てもらって、週2回くらい、近所の銭湯に行くようにしていました。
サウナと水風呂を往復していると、自律神経も整って心も落ち着くし、家ではなかなか入れない40度超えの広いお風呂で、ヒートショックプロテイン入浴もできちゃいます！
免疫力や代謝が上げるタンパク質・HSP（ヒートショックプロテイン）を最も効果的に増加させる方法が、体に熱を加えるHSP入浴法。
HSPが効果的に増加する40〜42℃のお湯で、10分ほど入浴します。
大好きな銭湯で、ダイエットもできていると思うと、なんかオトクな気持ちになりました！
走ることも好きになった
これまでに挙げた取り組みでも、私の場合は妊娠前の体重に戻ったのですが、
全身鏡を見た時に、もっと自分に自信が持てるようにしたいなぁ…シュッとしたい！
と思って、走ることにしました！ランニングです！
（なぜランニングかというと、単純に自分の好きなモデルさんが、ランニング好きだったからです！笑）
ランニング開始から最初の1ヶ月は、週に2,3回のペースで、20分以上、走り続けるようにしていたのですが、効果がなかなか目に見える形では表れてきませんでした。
ただ、ランニング後にサウナをキメめたりしていると、だんだん走ること自体が楽しくなってきました！
今は走る距離もどんどん伸びて、今は7〜10キロくらい走って、大好きな京都の街並みをお散歩するのにハマっています！年明けには10キロですが、マラソン大会にも出ることにしました。
ランニングを継続するコツについては、個人ブログの方でも書いていますので、気になる方は良かったらご覧くださいね！
産後一年の今、どうなっているのか
走り始めてから3ヶ月くらい経ってくると、やはり身体が変わってきたのが、数字でもわかるようになってきました！
今は、妊娠前の体重からマイナス3キロくらいのところをキープしていて、妊娠前よりも身軽に過ごせています。出産直前からはマイナス17キロです。
おおむね、鏡を見た時に「よし、今日も大丈夫！」って思える自分でいられているので、これからも大好きな5つの取り組みは続けていきたいと思っています♪
長くなりましたが、私の産後ダイエットの話にお付き合いいただき、ありがとうございました！
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