いきなりですが皆さん、ぶどうやプチトマトお子さんに切って与えていますか?
最近「かわいい!」といってTwitterでバズッたマスカットをほおばったクレヨンしんちゃんのほっぺの女の子。「かわいい!」という理由と同時に「窒息に気をつけて!」という注意喚起の返信が殺到しています。
娘ちゃんがシャインマスカット頬張ってる横顔がリアルしんちゃんで可愛い pic.twitter.com/ONtR2Sn3AR
— ぴよこ@紅蝶εïз。* 通知切ってます (@piyopiyomaru_09) September 5, 2020
また、この投稿をきっかけに1歳4ヶ月の息子さんが冷凍ぶどうを喉に詰め、救急搬送された様子とその後が書かれたブログを読みました。
→ありんこ母ちゃんの気まぐれ日記:息子、ブドウを詰まらせて心肺停止
この息子さんは一命は取り留めましたが、低酸素性虚血性脳症に。親御さんはご自身の体験をブログでシェアされています。
あまりにリアルでショッキングな描写だったので、「こんなことがあるようだ。
お互いに気をつけよう」と旦那とシェア。
そしてその翌日、ニュースで4歳男児、給食のブドウを喉に詰まらせ死亡
こんな悲しい事が。そしてあまりのタイミングに人ごとではないと感じ、窒息しやすい食材や万が一詰まってしまった時の対処法を調べました。
食べ物による窒息事故を防ぐためには
・食べ物は食べやすい大きさにして、良く噛んで食べる
・食事の間は、なるべく誰かがそばにいて注意して見ている。
出典:食品安全委員会
また歩き食べやベビーカーに乗っている最中の飲食
テレビを見ながらの飲食は誤嚥のもととなるようです。
丸くてつるんとした物は特に危険
就学前までは4分の1にするなど家庭でも気をつける必要があります。
また国が2016年に公表した保育施設などの事故防止の指針では、ぶどうやサクランボは窒息につながりやすいとして、給食での提供を避けるよう求めています。
これきっかけに保育園等の献立表をチェックされた方も多いのでは無いでしょうか?
食べ物でもそれ以外でもトイレットペーパーの芯の穴を通るサイズの物は要注意。
最近だと、タピオカドリンクも要注意で安全に飲めるのは小学校上がったくらいだそうです。
ナッツ類、丸いあめ、ブドウ、プチトマト、もち、
ちくわ、たくあん、こんにゃく入りゼリー、生のにんじん、棒状のセロリ、リンゴ、
ソーセージ、肉片、こんにゃく、ポップコーン、おせんべい、ベビー用のおやつ
また、上記のような固まりではなくとも、薄くてペラペラしているものにも注意が必要だそうです。
例えば、お菓子の袋、シール、海苔等喉に張り付きやすいので注意!
海苔に関しては、大根おろし器などに押し付けて小さい穴を沢山あけるという裏技もあります。
百均にも海苔専用のパンチローラーが売っているそうですよ☆
また、子どものお菓子は対象年齢をしっかり確認して与える事も大切です。
実際に詰まらせた時はどうする!?
そしてその間に緊急手当を行う。
乳幼児☆背部叩打法と大人や園長児☆腹部突き上げ法
画像出典元:食品安全委員会
補足:口に入れてはいけない物を入れた時
これが大切だと小児科医の工藤紀子先生はおっしゃています。
大きな声を出すとそれにびっくりしたり焦ったりして飲み込んでしまう事が多いそうです。
まとめ
わたしも息子の手づかみたべが始まった時期にパンをあげていて、息子が喉に詰まらせおえっとしたことがありました。
パンは小さく切っていたけれど、そのおえっで出て来たパンの数は3つ。
普通に食べていたように見えたのに飲み込めていなかったようです。
今では2歳を迎えた息子ですが、今回の悲しいニュースをみて誤嚥はまだまだ起こりうる事故だと思い知らされました。
大人でも誤嚥による窒息事故はありますので、まだまだ噛む能力が未発達な子どもには注意を払いたいですね。