離乳食の開始、ママの肩に重くのしかかる栄養問題。
自分のやり方はこれでいいのか?大丈夫なのか?と思い四苦八苦しながら過ごしていました!そして気がついたら離乳食期が終わっていた~と言う感じです!笑
息子が2歳になった今はもう大人と同じものもだいぶ食べられるので楽になりました!
最近、もっと前から知っておきたかったと思った情報があったのでシェアします。
赤ちゃんの鉄分不足に注意
赤ちゃんはお腹の中にいる時に必要な鉄分を蓄えて産まれてきますが、この貯蔵鉄は徐々に減少し6ヵ月を過ぎるころにはほぼ使い切ってしまうとWHO(世界保健機関)でも報告されています。
鉄分は赤ちゃんの脳や神経、筋肉の成長にとって本当に大切な栄養素。
えー!初めて知った!私も知っておきたかった!蓄えられて生まれてくるとか、成長発達時期に欠乏すると学習能力や言葉の発達、運動機能が遅れることがある、、それは知っておいて損がない情報だね、ありがとう!
日本の鉄添加の市販離乳食は生後9ヶ月から
手軽に鉄分を摂取させることが出来ればいいのですが、日本の市販の離乳食で鉄添加されているものは「生後9ヶ月~」のものしかありません。
しかし、赤ちゃんの貯蔵鉄が無くなっていくのは生後6ヶ月からなのでこの3ヶ月間は頑張って手作りで鉄を摂らせる必要があります!
離乳食初期からでもお肉はあげられる!
この情報をみてとてもびっくりしたのですが、小児科医の工藤紀子先生によると
「離乳食初期からでもお肉はあげられる」
お肉は鉄分が多く、含有量は100gに牛挽肉2.3mg 鶏挽肉1.2mg 豚挽肉1.1mg!
赤身のお肉で鉄欠乏を予防しましょうと呼びかけています!どの離乳食本にもそんなことは載っておらず息子の離乳食でもあげたかったー、、泣。
おおお!なんという事でしょう!私も知らなかった無
①ひき肉を100グラム程度2~3分色が濃くなるまで炒める(油はなし)
②水を30mlくらい入れる
③30秒間フライパンで焦げないよう中火から弱火で赤いところが無くなるようしっかり火を通す
④粗熱をとったらミキサーへ
⑤ペースト状になるまでミキサーでほぐす
※作る際の注意点:作る前の手洗い、ブレンダーの熱湯消毒、作ってる間に顔や鼻を触らない、手の傷がない状態でつくること
離乳食開始時期からあげられる
お肉を使った離乳食の作り方✨赤身のお肉で鉄欠乏を予防しましょう😉❣️
健やかなる子どもたちの成長を願って👍 pic.twitter.com/g7h0RYaCBl— 小児科医ママ工藤/幸せなら手を洗おう (@Pediatriciankud) June 26, 2019
1回の量と保存方法
他の食材と同じように、最初は一口から。
アレルギー反応がなさそうなら徐々に増やして、離乳食初期は大さじスプーン1-2を目安にあげるといいとのことです。
お肉のピューレは冷凍保存自体は清潔に保存できれば可能です。
解凍は再度弱火にかけてペースト全てが75度以上になるまで加熱してそれから冷ましてあげます。
工藤先生はこのペースト自体は10分もあればできるので、解凍の手間より意外と作ってしまった方が楽で衛生的かもとおっしゃっています。
あと、スーパーのひき肉は「解凍」と書いているものが多いですよね。一旦解凍された肉を再冷凍するのは良くないので、どうしても冷凍保存しておきたい場合は解凍でない赤肉が多い薄切り肉を炒め同様にお水入れて火を通してミキサーで冷凍で大丈夫だそうです。
まとめ
小さいうちの鉄分不足が4.5歳の発達に影響してくると聞くと本当に鉄分って大切っ、、
もっと早くこの方法を知っていれば息子への初めての離乳食作りも少し自信が持てたのではないかなと思います。これから離乳食を始めるママさんはぜひ試して赤ちゃんの鉄不足予防に役立てて貰えたら嬉しいです!