もくじ
トイレトレーニングとおむつはずれ
〜中川家の場合〜
わが家には6歳(年長)と3歳になったばかりの娘がいる。
誰しもが通る苦行 トイレトレーニングについて、中川家の実情を紹介していこうと思います
おむつなしトイレトレーニングは仏の心で
まさか、こんなことになるとは!
次女にこれほどまで苦戦するとは思いもしなかった。
思えば長女は手のかからない育てやすい子だった。
おすわりのできる赤ちゃんでもトイレでおしっこができると聞き、6ヶ月になったところで、補助便座を購入し座らせてみた。
1歳には育休明けてしまうので、歩くのも喋るのももちろんトイトレも全部保育園が初めてというのは悔しい。
ただそれだけの理由で始めてみたが、彼女はいとも簡単にやってのけたのだ。
朝起きて・お風呂前・ねんね前は当たり前。
3ヶ月の頃から朝までおむつが濡れていなかったのだから楽勝!っと私自身調子にのるのもいたしかたない…
日中はできてもできなくても、数時間おきにトイレに座らせるのも母娘交流楽しいな…
なーんて思っていたわけです。
長女はまだまだ赤ちゃんなので、と心に余裕があったのがずいぶんよかったのでしょう。
こんな感じだったので、次女も当然のように なーんて思った私がバカだった。
トイレに座らせてもなーんのこっちゃわからない顔。
気持ち悪いを知ってもらおうとトレパン穿かせるも垂れ流す。
うまくいいかないからってイライラしても意味ないし、次女の都合に合わせて1日が過ぎるので、諦めるのも早かった。
よし、2歳から始めよう♪
垂らして 漏らして おねしょして『あぁおむつってありがたい』
さて、2歳になった次女、早速トイトレ再スタート!
早生まれなので、3歳になってすぐ幼稚園入園が迫り…ちょっと焦ってみたり…
タイムリミットは1年。
子どもには長いが母には短い!
さて、勝つのは母か?次女か?
ありがたいことに優しく力強い助っ人 長女がついているのでなんとかなるはず…
が、あっさり母負ける。
幸か不幸か、次女は言葉の成長が早く、すんなりとトレパンは穿いたものの、トイレに行くことを断固拒否したのだ。
しかも長女が同じお姉ちゃんパンツ穿けたねー☆
なんて励ますものだから、いたくトレパンを気に入り、穿いてはくれるものの毎度毎度漏らしてくださる。
お昼寝しながら漏らしておいて、そのまま平気で寝る。
気持ち悪いーって感じてよー
はい、おむつに戻しました。
蒸れない漏れない ありがたい。
遠い将来おむつにお世話になろうとも、一生おむつなワケじゃない。
トイレに行くきっかけ
次女2歳半、トイトレ最適の季節。夏がやってきた。
タイムリミットまで半年と少し。
ありがたいことに、長女も夏休み。
最重要課題のトイトレに専念するのだ!
お供はコチラ
うんちがぽとん
長女の時からの愛読書。
おむつにさよなら トイレさんこんにちはを子ども心くすぐる感じにできています。
もちろん次女も気に入っている。が、引き続きトイレ拒否。
でも、母も負けない。
30分おきにオムツチェック。
濡れてなければトイレへgo!→拒否
一度トイレでおしっこをできたら、あとはこちらがタイミングを合わせてあげれば そのうち本人もコツがわかってくる
トイレに行ってくれない姫をどう説得しようか。
トイレ行くって楽しいよって思ってもらいたい。
そうだ、トイレしてるところを見せよう。
母はトイレのドア全開。
次女に至っては連れションさながらに、トイレの中まで引っ張り込む。
なんとなく流れで無理やり座らせる。
いやいやいやいや、全然楽しないやーん!
姫の好きな遊び
シール
コレにかけてみよう。
おむつはずれ必勝グッズ
できたよシール〜♪
最初はハードル低めで…
①トイレに行ったらシールを貼れるよ
②座れたらシールを貼れるよ
この時点で大変なことに気づいた。
何枚台紙があっても足りない。
なぜならば、1回便座に座れるごとに、2つの偉業を成し遂げているので(姫的に 笑)
2枚シールが貼れてしまうのだ!!!!
このままでは
③おしっこができたら
④ふけたら
⑤流せたら
⑥手を洗えたら
シールを貼れてしまう!
台紙どころかシールも足りない。
と、こんな心配をしていながらまだ①も達成していなかった。
晩夏、1回につき2枚のシールが貼れるようになった。
おむつにしないって気持ちいい
毎日、起きたら、長女の幼稚園に行く前に。
お風呂前に、トイレにいく。
シールを2枚貼る。
あれ?おしっこはいつするんだ?
いつでてるんだ?
おむつが濡れていないから連れて行ってるのに。
ある日、トイレに行ったあと5〜10分後におむつチェック。
なんと、濡れている!!!!!!!
次のおしっこまでの間隔2時間。
はーん、、トイレに緊張してでてなかったのかー
こればっかりは待つしかない。
クセづけのための朝晩とお出かけ前のトイレ以外は本人の意思に任せることにした。
すると、とうとうトイレでおしっこがでた!
おむつはずれの極意 ママも褒める 姉も褒める 自分でも褒める
姫に自信がついてきて、数時間おきにトイレに連れて行くと日に何度か成功するようになった。
たった2年の人生しか歩んでないのに
「おむつにしたら気持ち悪いよ」
「おもらししたら恥ずかしいよ」
なーんて言ったり思っちゃダメなんですよね
「トイレでしたら気持ちいいね」
「おむつにしなくてえらかったね」
とにかく褒める!
誰からも褒めてもらう!
自分では、できたよシールの枚数が褒めテンションのボルテージになっていた。
自然と自主的にトイレにいけるようになり、うんちに関してはこの本を読んでからあっさりといけるようになった
子どもって本当は色々わかってるんですよね。
できる、できないは別として、成長に凸凹あるのは当然で。
いかに親や周囲がその子に合わせた対処をしてやるかが重要なんですよね
夜おむつは個人差なんて…わかっちゃいるけど
次女自身3歳にもうすぐなるという自覚もあってか、うまくいくようになってからは水分とりすぎたとき、よっぽど寒い時・ギャン泣きしたとき以外はバッチリに。
ところが夜のおしっこ事情はというと、週に2度は朝おむつびっしょびしょ。
寝る前のトイレなんて意味ない。
水分控えたら喉乾いたーっていう。
夜中本人が起きてトイレ行きたいって言わない限り起こして行かせちゃダメだし…。
でもおむついつまで買ったらいいのー???
お嬢のときは昼・夜同時おむつ卒業だったのにな。
わが家のおむつ在庫終わったらトレパンで寝かす?
でも布団ダメにするわけには…うーん。。。
抗利尿ホルモンは夜熟睡することで分泌量が増えていく
抗利尿ホルモンはおしっこの水分量を減らしてくれるホルモンです。
5〜6歳には多くの子がおねしょ卒業します。
しかし大人と同じくらいの働きになるのは10歳ごろだそうです。
そりゃ3歳、失敗する子はしますよねー。
長女と次女。
同性だけど性格は正反対、得手不得手は全然違う。
同じように成長するわけではないし、お互いを同じように扱うべきではない。
同じってラク でも同じってつまらない!
育児本通り、長女と同じ通り育たなくて、楽しくて良かったじゃない?
目標だった、幼稚園までにパンツになったじゃない?
夜のおむつくらい買ってやろうじゃない?
そんなわけで次女は幼稚園に行く第一歩を歩み始めたのでした。