もくじ
絵が描けるっていつから?
先日、次女がお絵描きをしていたところ、私の母が孫を心配していました。
「この子、まるとかグチャグチャしか描かないけど、幼稚園で大丈夫かしら。」
あ、ほんまや!幼稚園ってお絵描きするじゃなーい!!!いくら早生まれとはいえ、何かの絵が描けないとヤバいかな?!
とは思わなかったのですが、きっと描けないことを心配するママって多いハズ!
ということで、調べました。
絵が下手なのか?
長女の場合、お勉強好きだけどとにかく絵や塗り絵が下手だなぁと思っていました。
3歳児の取り組むお絵描きワークに至っては塗りたがりもしない。
まぁでも人間得手不得手があるので気にしてなかったんですが、三歳児検診で気づいたまさかの弱視でした!!!
彼女の場合は左右の見え方が全然違いメガネをかけても視力が出ないという状態だったので、塗り絵しようと思っても絵自体がズレているので、的に色をのせることができなかったのです。
治療のおかげで、今では弱視改め遠視となり、絵も塗り絵も大好きです。
放っておいても絵は描ける
そんな長女ですが、三年保育年少で入ったときの母の日の絵です。
1ヶ月後の父の日の絵はこちら。
頭散らかしたひばりのひなからピノキオへの成長!(笑)
決して上手とはいえませんが、幼稚園でのお絵描きレベルは確実にあがっています。
幼稚園での指導は◎◎の絵を描きましょうというもので、目、鼻、口を描くこと等をひとつずつ指導しているわけではないようでした。
そして三年たった今の長女の絵はとても表現豊かで面白いです。
家で象の鼻は長くとか、この色で描きなさいとかいうわけではなく、自分でみたもの感じたものをそのまま描くことができることが素晴らしいなと思います
上手な絵は教えるべきか?
子どもがなにかを描いてと頼んできたとき、例えばチューリップの絵を描いてといわれたとき、もちろんママの思う通りのチューリップを描いてください。
子どもはマネして描いてくれます。
ですが、チューリップの絵を描いてみようと子どもに花びら一枚一枚描くようにとか、ポップなお山がみっつのチューリップを描くように、などと教えることはあまり良くないようです。
それが描けない自分は絵が上手でないと判断してしまうそうです。
これは子どもが描いた絵を褒めるときも同様です。
子どもの描いた絵を褒めるとき
「上手だねー!」は禁句です!
なにかの絵を描いたと言って子どもがもってきます。
上手の言葉は子どもにとってソックリと捉えるそうです。
ソックリには描けていないことは本人も分かっているらしく、嘘をいわれたことも分かり、やっぱり自分は絵が下手だと思うんだそう。
先の例のようにチューリップを描いたといってきた。
なんだかグチャグチャでも一生懸命描いたことを褒める。お花はこれかな?葉っぱはこれかな?聞いてやる。
また別のものに見えたとしたら、こんなところが◎◎に見えるね、似てるねというような感想を言う。
これでいいのだということです。
子どもは単に見てほしくてもってくるのです。褒めて欲しいのではないです。
褒めるならば具体的に!
描いてくれたことが嬉しいとか、一生懸命なところがいいとか、色使いが良いとか
次女のお絵描きレベルは適切か?
入園前、三歳で線とか丸とか点々とか描けたら十二分素晴らしいと私は思います。
次女はいらない申込書類などの名前・住所などの欄にヘビのようなものを枠内におさめて書きます。塗り絵も的に色をのせることができます。
この時点でとりあえず目は悪くないみたい♪とポジティブなnakagawaです。
丸がかきたいと言うので一緒に鉛筆をもって丸を描くのを教えてやると大量に丸を描きます
数字を書いてるつもりのとき、アンパンマンを描いてるつもりのとき、色々ありますが何か描けてる感があることが絵の成長の一歩なのだとおもっています。
上手に顔が描けているお友だちもいたりして、すごいなぁーって思うけれどそれが本当にその子にそう見えて描いてたら素晴らしいし、教えたことをそのまま描いてるならば、その子の伸びしろがどこまでかがわからなくなるのでどう描くかまで指導するのはオススメではないのかも。
白目黒目、鼻の穴、くちびるまで分かって描けるようになるのは、学校で物を見たとおりに描く絵のお勉強をしてからでいいと思いませんか?