もくじ
『つわり いつから』検索するママ
私の友人が第一子妊娠中です。
話を聞きながら、ああ、妊娠かぁ…遠い昔のように感じる(笑)
そんなことを思っていたら、なかなかおもしろい話を聞いてわが身を振り返りました!
今や誰しも持っている携帯。ついつい検索中毒にはなっていませんか?
友人はこのところ、「つわり いつから」「つわり いつまで」「つわり 初期」「つわり 後期」とつわり真っ只中なのでこればかり見ては一喜一憂するという状況に陥ってるというのです。
よくよく聞いてみると、まわりのマタニティーママがみな同様ということでした。
調べたからどうってわけじゃないけど、調べずにはいられないってわかる!!
『妊娠 初期症状』で検索しました!!
さて、わが身を振り返ったnakagawaですが、私はつわりに関して検索はしていません!!
というのも、つわりがひどくなかったからというのもひとつかもしれません。
もちろん、これはつわりなんだろうなというものははありました。
吐くほどキツイ片頭痛が日中ずっととか、けだるいとか。
でも、悪阻で入院はもちろんのこと、臭いでウっとか、おなか減ってウっとかではなかったので、きっと軽いんやわーっと自己判断していました。
妊娠確定したあとの身体の症状は子どもがおなかで頑張っているんだと思ってあまり気にもしていなかったのです。
それ以前に、妊娠しているはずなのに検査薬ででないこと、妊娠反応あるのに胎嚢すら見えないこと×二児だったので、そもそも妊娠しているのか!?が気になって仕方がありませんでした。
それでも7年前は、まだまだ気になったらすぐ検索!の時代でなかったのか、機械に弱すぎて思いつかなかったのか、調べるとしても育児雑誌や本でした。
それが3年前になると、基礎体温からの排卵日以後の腹部の鈍痛に以前の妊娠を思い出し、とにかく毎日「妊娠 超初期」とか「着床 気づく」とかバカみたいに検索してはやっぱりこれは妊娠してる!と確信しながら妊娠確定まで検索し続けたのでした。
検索して安心したい
さて、私もそうですが、なぜ検索するのかというところですよね。
何度調べても同じことだし、いつ見ても別の角度から調べても結局同じ答え。
しかも最後は「個人差があります」
救いの手なんて全然なくないですか?
でも、検索することで自分よりしんどい人がいる、自分よりか楽な人がいる。
よくわからない自分の物差しで自分の妊娠状態を測っているんでしょうね。
画面の向こう側にいる、見ず知らずのマタニティーママとの仲間意識まで芽生えてくる気がします。
共有できる仲間がほしい
画面の向こう側の仲間意識、といいましたが、今や生き方の多様化に原因ががあるように思います。
私たちが子どもだった頃、お母さん同士の年代は近かったように思います。
今自分が親になるタイミング、学生時代の友人や会社の同僚と全然ちがうと思いませんか。
女性がどんな人生をどんな順序で歩むこともすべて素晴らしい世の中になり、それとともに、自分が子どもをもったときに元々のコミュニティだけではなく新たなコミュニティを築く必要がでてきました。
だからこそ、今妊娠中のわが身と同じ気持ちを味わっている仲間がほしい。
いざ生身のママ友と関わる前段階でとめどなく溢れる不安を、検索してでてきた文字で払拭させようとしているように思います。
こんなつわりだったー、こんな出産だったーと話しできる仲間がもう何か月か後にママ達のの前に現れることを願っています。