子どもついた嘘と自分から謝ること

お友達、トラブル、盗む、嘘、 育児に正解はないとおもふ
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我が家の長女は正直者です。
バカを見ること、恐らく多々あります。

叱られたくないから嘘を言うこともできず、正直に言いたいけれど声にならないか泣くので結局怒られています。
失敗を正直に話して、褒めてもらった経験を何度も味わわせているのにできないので、パブロフの犬もびっくりです(笑)

さて、そんな娘の学校で起こった出来事についてご紹介します。
お友達、トラブル、嘘、盗む、

 

なくなった持ち物 盗られたことに気づかない娘

先日、学校まで娘を迎えに行くと、悲しそうな顔をして娘がかけてきました。
娘の手にある持ち物を見ると、名前シールがマジックで消されてその上にセロテープが貼られていました。
先生も一緒にいてくださり、話をうかがうと、名前を消されているだけではなく鉛筆でお友達の名前が書いてあったそうなのです。

誰がどう見てもいい気分ではない状況に、娘は
「いつも使ったらカバンにしまうのに、急いでて机の中に入れていたから自分が悪かった」というのです。

どうやら、後で片付けようと机の中をみるとない。
必死で探していると、お友達のひとりが別のお友達の机の下にあったよと持ってきてくれたそうです。

その持ってきてくれたお友達の名前が鉛筆で書かれていたのです。

恐らく、その子が盗ったのでしょう。
けれど、罪悪感からか返そうとして上のように言ったのでしょう。

先生が、どうしてお友達の名前が書いているのか、お友達はどこでみつけたのか、詳しく聞いたそうですが、私は盗ったんじゃないと一点張りだっだそうです。

娘は何故お友達の名前が書いてあるのか、届けてくれた子に対して疑問に思うでもなく、落とし物をみつけてくれた親切なお友達だと思っていました。
娘がお友達を悪者に思っているわけじゃないのだからそれでもう良いと私も思いました。
心優しく育ってくれて良かったなと思いつつ、疑うことを知らない子で将来が心配だなとも感じました。

 

 

持ち物の名前が消されたこと

お友達、トラブル、盗む、嘘、
娘は何よりも、自分の名前が消されたことに落ち込んでいました。
先生は、まず人として、人のものの名前を消す行為がやってはならないことだということを理解すべきで、きちんとクラスで話していかなければならないとおっしゃっていました。

娘の持ち物は、娘は使うけれど皆が必要でもってきているものではありませんでした。
眼鏡と同じように、生活の補助グッズです。

お友達の中には、皆と違うもの=羨ましいものになる子もいていることまでは、私も推測していました。

でも、まさかマジックで消して更にセロテープを貼るなんて、結構な行為すぎて想像もしていませんでした。

道徳的にやってはならないことであると、クラスで話してくださることになり、それで我が家でも解決とすることになりました。

 

人のものを盗るということ

人のものを盗っちゃいけないということをどこで学ぶのでしょうか。
幼稚園や保育園、お友達のおうちでおもちゃのとりあいをしたとしても、それはその場で遊びたいもののことですよね。
人のものを自分のものにしてしまうことは、欲しくてとか出来心でとかでしてしまった後にもしくされた時にいけないことを学ぶのですよね。
でもそれを経験する子、しない子がいるわけで、しない子やされたことない子はどうやってそのいけないことを知るのでしょうね。
知らない黒い世界は知らないまま生きていけばずっと知らない遠い世界なのでしょうね。
泥棒さんって怖いね、位のことなんでしょうね。

娘は自分のものが人のものにされた悲しい経験をしたことは一つの学びになりました。
自分はもっていなくて、お友達が持っているもの、例えば携帯とか、羨ましいなと思うのは当然、でもそれを盗んだら?
盗まれた子は、今回の娘のようにとても悲しい気持ちになったよね。
だから、あなたは同じようなこと、人を悲しませるようなことはしてはならないんだよ。
と話ができました。

 

『盗み=いじめ』ではない

一年生なので、いじめで盗ったり名前を消したというわけではないそうです。
確かに、クラスだけでなく学年中でも人気者の娘なのです。(嫉妬?は更にまだ上の学年でしょうね)

そして、結局お友達は自分がしたことを認めることはできませんでした。

そこまでの勇気はまだないにしても、ダメだったなと思ってちゃんと返しに来たところが偉かったなと思いませんか。
お友達のお母様がこのことをご存知でしたら、叱らないでぜひ褒めてあげてほしいとお伝えしました。

自分のした過ちを認めることはこれから徐々についていくところだそうです。
子どもって、大人ぶってみたり、まだまだ子どもだったり色々ですが、まだ6歳・7歳、人生それだけしか歩んでいないのだから、大きな心で大人が見守っていかなければならないなと感じた出来事でした。

 

 

ルカコ ブログ

 

 

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