ルカコストア スタッフのいちゅママです。
息子が2歳7ヶ月になりました。イヤイヤ期はまあ当たり前。笑
それとは別に最近考え込んでしまうことがありました。
ある日、広い公園に連れて行った時のこと。
遊具で頭を激しく打つこと2回。(たんこぶ2つ完成)爆走を止められず盛大に転んだ先には岩。(おでこ打って少しペコっとへこんだ)
同じ日に3回怪我をさせてしまった事が私にはまあまあなダメージでした。
そして痛い思いをしているのにも関わらず、爆走をやめない息子を理解ができず。。
そこから、この先この子を守っていけるのかというところまで考え込んでしまって・・苦笑
走ることが楽しい時期、走れるって最高!な時期
2歳半あたりから、お外での遊び方が激しくなってきました。
なんというか、これをしたら危ないとか、ここで立ち上がったら頭を打つとか、この砂利道で爆走してこけたら盛大に擦りむくとか。そういう事一切考えないんですよね。笑
「走ることができる」ということを身につけた今、爆走する息子を追いかけるのに必死です。
でも間に合わない。追いつかない。過保護すぎるのも良くないと思いつつ大怪我させたらどうしようと
ついつい「走ったらダメ!歩きなさい!落ちるよ!気をつけて!」などど口調強く言ってしまうことも・・。
ルカコストアの先輩であり元NICUの看護師のえりさんに相談した
ルカコストアには元NICUの看護師さんで現在は市の保健師さんをされている方(えりさん)がおり、お客様の赤ちゃんがギャン泣きしているのをヒョイっと抱っこしてすぐ泣き止ませることのできる心強い存在です。
確かに、ほんとう えりちゃんがぎゃん泣きしてる赤ちゃんを抱っこすると、すっと泣き止む事が多くてさすがの経験値!と私も思う事が多い~
そして、ありがたい事に私も息子のことで気になることがあれば相談させていただいています。
最近こんなことがあって、怪我が絶えない。そしてこの先大怪我に繋がらないのか守っていけるのか不安になってしまった。と今回も相談させて頂きました。
するとどんどん出てくるアドバイス。
「走ったらあかんーーー!走るな!!」って言ったら、走りたくなるよね。だって楽しいもん。経験を積んでいくことが大切。制限してダメダメと言っていたら、自分がどこまでできるかっていう能力が備わってこない。本当はこれだけの幅が飛べるのに、たとえ小さな溝もママがいないとジャンプ出来ない子になってしまうの。失敗することで、安全なやり方も学んでいくんだよ。
失敗大事!笑
「走るな!ダメ!」という強制じゃなく、「ここはゆっくり歩いてごらん、気をつけてね」となるべく言い聞かす。それでもこけて怪我した時は、「痛かったね、転んじゃったね、なんで転んだんだろう?」って聞くと「走ったから」って子供は答えるようになってくる。そうしたら「じゃあ今度からどうする?」と促して「走らない」って理解してもらうということを根気よく続けていくとだんだんコントロールが効くようになってくる
なるほど、なるほど!「ダメ!」では なぜ駄目なのか子供もわからない。痛い目にあって?笑、経験して、どうしたらそうならないのか考えさせて、自分で気がつかせる、そこまでが経験となり未来に役立つ事になっていくんだろうね~♪
さすがのえりちゃん!駄目って言われると大人でも試してみたくなるし、そういうやってみたい!って気持ち大事だよね。失敗したらと何も挑戦できない子になるよりも、絶対経験値が多い方が将来も色々挑戦してくれそう!
「高いところにばっかり登って危ないんです」と相談してきた方がいたという話
こんな話も聞かせてくれました。子供が高いとこばかり登って危ないんです。と悩んでいるお母さんの話。
「ここからの景色好きなん〜?風が通る〜?楽しい?」などと言って目線を合わせてみる。
「危ないから降りなさい!」と言って手を引っ張ると、ぎゃああああとなるが、子供に共感してあげるとすんなりいくことも。
そこで「でもちょっと危ないと思うからママは降りて欲しいわ〜見てるから降りてごらん」などと言ってあげるとすんなり聞いてくれたりする。
ああ、、ママ見てくれてるんだって思って子供も納得するよ。
あぁ、、なるほどの連続で何だか涙が出てきそうになってきました。。
特に幼児教育にも通ってないし育児本も進んでは読まず自分で考えてみてやっているタイプなのですが、えりさんのお話には眼から鱗というか、動画に撮っておきたいと思うほど感動。泣きそうになりながらも心が軽くなりました。
育児って正解がないと思いますが、自分が話を聞いたり読んだりして楽になるものを選んで信じて行けば良いと思うんです。
気持ちを切り替えて声かけ実践1週間!
息子を怪我させることが怖くなってしまい公園に連れて行きたくないな、、と億劫になっていましたが
話を聞いてもらってスッキリ気持ちが切り替わったのでいざ実践!
1週間、今までとは違う声かけをしてみました。息子がガーーーと走ってもグッと堪えて「走るな!」とは言わず、
「ほら〜転んだら痛いんだよ〜ゆっくり行ってごらん」
「足元見てごらん〜段差があるよ」
「ここの下は固いね、転んだら怪我をするからゆっくり〜」
「前に大きな石があるよ」
「ここで前転んでおてて怪我したよね〜気をつけてね」
もし転んでしまっても、
「痛かったね、転んじゃったね、何で転んだんかな?走ったからやね」
このような声かけをひたすらしてきました。
2、3日で動きが変わって!?
声かけを頑張って、ふと。あれ?いつもほど危ない走り方してないかも?
この変化までわずか2、3日でした。
1週間も経てば、追いかけ回さず少し距離を置いて声かけしながら見守る余裕まで出てきたんです。
少し危ないところは自分で察知してスピードを落とせるようになりました!
本当にびっくり&嬉しすぎる息子の成長><
今まで否定形を使っていたのが息子を加速させてしまっていたんだな。と改めて反省。
ルカコストアでえりさんに報告!
教えてもらった声かけをしているとみるみるうちに息子が変わっていったんです!本当にありがとうございます。と伝えたところ、
うそー!すごいね!きっと息子さんの成長のタイミングとばっちし合ったんやろうね
と。
優しいです。えりさん。。
ルカコストアで働いているのはママばかり
現在ルカコストアのメンバーは、えりさんをはじめ
大学生のお子さんがいらっしゃる大先輩ママや男女2児のママ。
そして2歳児を毎日追いかけ回している新米ママの私。笑 がいて、みんな育児経験あり。
育児の辛いことも、楽しいことも経験してきているからこそ、お客様に寄り添えるし
「寝なくて辛いんです。育児が最近辛いんです」と言う方がいらっしゃればもらい泣きする程。笑
何より新米ママの私は、先輩スタッフから学ぶことだらけで本当にありがたい居場所になっています。今回の件も、相談しなければ解決していなかったと思います。
育児の悩み事は一人で抱え込まずに誰かに聞いてもらうことが大切だと実感。
今回のブログも同じことで悩んでいる方へ少しでもヒントになれば嬉しいですっ。
次回は「何でも自分でやりたい時期」の声かけについて紹介したいと思いますっ