働くママが多いこの世の中で、パパの育児参戦や祖父母の応援、保育園や幼稚園の延長保育、小学生の放課後のお預かりなど周囲の協力がなくてはならないものになっています。
パパの育児参戦に対しては、夫婦支えあって生きていくと決めたのだから家のこと・子どものことを一緒にしていくのは当然と思うママの気持ちよくわかります。どちらかがしんどい思いをしていては何のために家族になったか分かりませんものね。
パパは育児を手伝うのではないのです。育児してください。
でもね、ママも今どきのパパはこうするものって思うのはちょっと違うんじゃないかなーと思うのです。
いろんなママとパパ
こんなママどう?
- 趣味も充実していて、ストレスフリー。子どものことはその内育つと自由に育てる
- 小さいうちは子どもと一緒にいてあげたい。お稽古や課題にも熱心に関わっている
- 平日はばりばりワーキングマザー。休日は子どもとの時間を確保しメリハリのある子育て
- 時短勤務。平日夕方に子どものお稽古や遊びに付き合って、休日は家族でのんびり過ごす
こんなパパどう?
- 勤務時間は不定期、家にいる時は子どもの送り迎えや遊び時間を確保。
- 早朝から深夜まで勤務。休日は家族と過ごす。
- 休日不定期。夫婦で休日が合う時が少ないので、家事・子育てを曜日で分担。
- フレックス勤務。朝の子どもの送迎や朝食を担当、休日は家族で過ごす。
皆私の知っている家庭の一部です。
いろんな家庭がありますが、ママ・パパはその組み合わせによって家庭の状況が全然変わりますよね。
バリキャリのママも定時で帰ることのできるパパが家事育児しておいてくれればなんとかやっていけるかもしれません。
でも早朝から深夜までの勤務のパパだと朝も夜も子育てに関してはなにもできませんよね。
それを家事・育児分担だからと送り迎えを半分ずつするなんてことは難しいです。物理的にできないものはできないのでね。
でも洗濯はパパがしよう、作り置きおかずはパパが用意しようということはできるかもしれません。
パパが休日子どもを見ていてくれるから(もしくはパパが夜子どものお風呂や寝かしつけをしてくれているから)、ママは平日・日中子育てに追われていても休みの日・夜に趣味を充実したりママのリフレッシュ時間が確保できるのかもしれません。
ママが平日子どものお稽古事やお勉強をみてあげているから、休日家族みんなで遊びに行ったりのんびりしたりできるのですよね。
ママとパパが平日一生懸命働いているから、休日夫婦で子どものお稽古を見学したり家族でお出かけできるんですよね。
どれもこれもママによってパパによって子どもによって変わってきます。
ママだからどうとか、パパだってこうだとか凝り固まった考えを捨てて、お互いに柔軟にできることをしようと思えたらいいですね。
パパの愚痴
言わなきゃ何もしないの。
やってくれるんだけど、やりすぎなの。
頼んでもしてくれないの。
でも、見方を変えると
言ったらしてくれる。
なにもしないよりいい!
ママに任せてもらえる(口出しされない!?笑)
そして、きっと子育ての部分では不満はあっても違う部分では褒めどころ満載なくらいパパにいいところがあるのではないでしょうか。
逆に、子育てには満足だけれど、違う部分では不満があるママもいるかもしれません。
でもよく考えてみてください。それってママにも言えることですよね!?
ママとパパの役割
ママが求める家事・子育ては分担でしょうか。
それには自主性が必須でしょうか。
パパがママの代わりにはならないですよね。
ママもパパの代わりにはならないのです。
パパには子どもは産めませんしね。
ママしかできないことはおっぱいだけだから、あとは全部どちらがしても良いという主張は最もかもしれません。
でも、ママにしかないものはそれだけでなくて、お腹に授かったからこそ、産んだからこそわかる、母性があります。
そのために、ついママが全部ひとり占めして育児したいと思うかもしれません。
ママが働いている、そうでないに関わらず、ご家庭の状況に応じて臨機応変に行動できるママとパパであるのが一番いいなと思います。
子育てで育つのは?!
生まれてきた我が子、思ったように育ちません。
めちゃめちゃ悩みます。他の子と比べたいわけじゃないけれど、つい成長の差が気になります。
口ではうちはうちっていうけれど、これって言い聞かせているだけってこともありますよね。
子どもだって色々なんです。子どもを育てているママとパパも色々なのは当然だと思いませんか?!
隣の芝は青いもの。だからこそ、うちの青さはどこかな?って探して伸ばしていきましょう。
パパもママも子育てしますが、育つのは子どもだけでなく、ママもパパも家族全体もなんですよ!
ママだからパパだからの役割分担ではなく、同じ子育てをする仲間として協力し合ってできることをできる範囲で、互いの苦手なところを補い合って、得意なところを任せたりフォローしてもらったりしてできたらいいですね。
我こそは青い芝と自信もってください。 今日も良くて明日はもっと良い家庭でありますように。