お母さんからのAir Mail【大学生・田中】お母さんとの大切な時間

子供から見たお母さん
子供から見たお母さん育児に正解はないとおもふ

お母さんになって気になる「子供から見たお母さんとの大切な時間」
今回は大学生・田中君に聞いてみました。


(お母さんからもらったAir Mail。今でも大切に保管している。)

 

 

留学生活から学んだ「お母さんという存在」

 

 

留学経験から感じた「お母さんという存在の大切さ」

私は、高校1年生の冬から高校2年生の冬までの1年間、オーストラリアのビクトリア州にあるジーロングという街に留学をしました。
今回は、この留学経験から感じた「お母さんという存在の大切さ」についてお話をしたいと思います。

 

1年間の留学生活

田中君留学
(留学中のホストファミリーとの写真)

 

オーストラリアのジーロングという街に交換留学生として留学をしました。
1年間の留学で計4つの家庭にお世話になりながら現地の高校に通い、異文化と英語を学びました。
この留学を通して、日本では経験出来ないような経験をすることができ、私にとって掛け替えのない宝物のような1年となりました。

 

異国で経験した人生最大の難関

楽しい思い出も沢山ありましたが、この留学は決して全てが良い思い出だった訳ではありませんでした。
例えば、言語の壁がある中での友達作りはとても困難に感じました。
留学を始めてからの数ヶ月、私は日本語であればどんどん話が盛り上がるような内容であったとしても、いざ「英語で話そう」となると、自分が思うように意志疎通をすることが出来ず、「伝えたくても伝えられない」というもどかしさと、悔しさを経験しました。
意思疎通をするには、リスニング力とスピーキング力のどちらも兼ね備えている必要性があったので、本当に苦労したことを覚えています。

 

日本にいる家族、友人らとの連絡の制限

また、この時期と同時にホストファミリーとも「考え方の違い」や「カルチャーショック」などでコミュニケーションを上手くとることが出来ず、トラブルが頻繁に起こるようになってしまいました。
そして、トラブル解決の目途が経たなかったため「もっと互いにコミュニケーションを取れるようにする」という目的の下、ホストファミリーに日本にいる家族、友人らとインターネットを介して連絡を取るのは1週間に30分という制限を決められてしまいました。
この時は本当に人生最大の難関のように感じました。

 

この制限がかかってからの最初の一週間は本当に過酷なものでした。友人の事や、カルチャーショック、ホストファミリーの事など、私が抱えていた悩みを全て相談してアドバイスを貰いたいと思っているにも関わらず、全てを1人で解決せざるを得ない状況となってしまったからです。このような状況に陥ってしまった結果、私はストレスが原因で体調を崩してしまい、心身共にボロボロになってしまいました。

 

 

母からの1通のメール


(お母さんからもらったAir Mail。今でも大切に保管している。)

 

そんな中、週末30分パソコンを開ける時間がやってきた時、私はメールボックスを開いてとても喜んだことを覚えています。
メールボックスには、なんと母からメールが届いていました。
心身共に苦しんでいた時に母からメールが届き、何故か涙がふとこぼれました。
メールには沢山の励ましや困難な壁を乗り越えるためのアドバイス、最近の家族の近況など、読んでいて元気づけられるような内容がびっしりと詰まっていました。
この母から貰ったメールのお蔭で、一度は挫折をしそうになった留学も「もう一度がんばろう!」と思い直すことができました。

 

手紙からは、メールとは一味違う温かみ

 

その後も週30分という本当に貴重な短い時間ではありましたが、母とメールのやり取りを行いました。
またそれだけではなく、母は定期的に手紙を書いて郵送もしてくれました。
手紙からは、メールとは一味違う温かみを感じることが出来ました。
余談ですが、それらの手紙は今でも全て大切に残してあります。
私はメールや手紙を通して母から貰った的確なアドバイスを参考に生活を送ることを繰り返し、少しづつ大きな壁を乗り越えることが出来ました。
母からのメールと手紙があったからこそ、私は自分自身を成長させながら留学を成功へと導くことが出来たのだと思っています。

 

お母さんという存在の大切さ

留学田中君
(留学中の写真。)

 

お母さんはいつでも子どものことを考えてくれている。

この経験から私は、国と国で離れていても、お母さんはいつでも子どものことを考えてくれているのだという事を強く感じ、改めて「お母さん」という存在の大切さと偉大さを知りました。
子どもは大きくなるにつれて中学校・高校・大学へと進学をするため、息の合う友人や信頼できる先生に出会える場面が多くなると思います。

 

お母さんだから分かる子どもの思い

しかし、そのような人達には分からない「お母さんだから分かる子どもの思い」というものがあると思います。
子どもが困っているときにそっと手を差し伸べてくれたり、忙しいにも関わらず時間を取って子どもとじっくり話をしてくれるなど、お母さんだからこそ真剣に向き合える問題があるのだと思います。

 

「気軽になんでも相談できる窓口」のような存在になってほしい。

子供はそれぞれの年齢で、大小のストレスを感じながら生活をしています。だから私は、いつか「お母さん」という存在が全ての子どもにとって「気軽に何でも悩みを相談できる窓口」のような存在になればいいと思っています。。困難にぶつかった時に「お母さん」という存在の大切さを思い出す

 

困難にぶつかった時に「お母さん」という存在の大切さを。 助けを求められるような存在。

田中君
(田中くんの子供の頃の写真)

 

最近私の周りの小学生や中学生を見ていて、日々習い事や塾があるため忙しそうにしているのが見受けられます。
だから私は、子供たちと過ごせる限られた時間をお母さんには今以上に大切にして貰いたいと考えています。
そうすることで、いつか子どもたちが困難にぶつかった時に「お母さん」という存在の大切さを改めて思い出すことが出来、助けを求めることが出来るような存在になるのではないかと思います。
いつまでも、「お母さん」という存在が子供たちにとってかけがえの無い存在であってほしいです。

 

田中君その後
(留学後、オーストラリアの友人と再会したときの写真)

 



 

 

何かあったときに「大丈夫!」といってあげられる母でいたい。

 

今回大学の授業で株式会社ルカコの掲載されている「ミライ図鑑」を使いとても興味を持った!
見学に行かせてください!と何度も熱いメールをくれたのが田中君だった。

弊社に来社いただいた3人はとても行儀正しく、素直で日本のミライは明るいぞ!と感じた。
私が話す内容を興味津々で聞いてくれたので何か一緒にできたらいいね、といってこの企画が生まれた。

私が知りたい事。
世の中の今大変なお母さんが知りたい事。
「子供からみたお母さんとの大切な時間」について書いてもらった。

 

離れていても、時間がなくてもいつでも母は子供の事を考えている。

 

時間ではなく質、想いが大切で、ずっとずっといつでもお母さんがいる(心の中に)
なにかあったら相談できると思ってもらえるようなお母さんでいたいと今回のレポートを読んで気がつかせてもらった。
そして普段は気がつかなくても、こうして気がついてくれるときがくるのかもしれないという事は本当になんだか育児をしていて、報われた気がした。

 

ルカコ
(ルカとコウ)

 

 

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