nakagawa家は女3男1の家族です。
女性が強いかと言えば、今のところはそうではありません。
皆そろってパパ好きなので、女性だけの意見で物事が進むということがないからでしょうか。
パパの意見をを優先はするものの、パパが子ども達を優先してくれるので、結果的に家庭の中で誰が強いこともなく円満に過ごしているように思います。
いや、違いました。
パパ人気のお陰で私が一番立場は弱く、意見が通ることなんてほとんどないです。
更におっちょこちょいですので、お笑い要員といったところでしょうか。
これもまた、子どもの成長とともに、もっとママも大事にされると信じてやまないのですが、10年先もお笑い要員としてのポジションを守っているのではないだろうかと危惧しております。
さて、今回は女の子をもつママだけではなく、ママ自身お母様との関係でそうであろう、母娘にしか理解できないということについてお話したいと思います。
母娘の口喧嘩
娘さんとケンカすることはありますか。
小さくたって、女の子は同性であるママに対しては強気で歯向かってくることありますよね。
これは男の子にはないようです。
ちっちゃな恋人とはよく言ったもので、ママが息子さんをかわいくて仕方ないというだけではなく、息子さんもママが大好きでたまらないのです。
でも、娘の場合、どんなに好きでも同性。
よく大きくなったらパパと結婚する!ママと結婚する!というようなことを言いますが、その対象にはならないですよね。
更に、パパを取り合う存在でもあるのです。
もう、本当に女であることを振りかざすようにパパにラブコールです。
ママには対抗心持ちまくりです。
でも、ずっと一緒にいてくれる絶対的な安心感のあるママ。
どんなに冷たくしても、文句を言っても、切っても切れない縁で繋がっているママ。
だから、つい言いたいことを全部言ってしまう、そして思ってもないことまでつい言ってしまう。
そしてそれはママも同じ、同性であるがゆえに、つい娘を同じ目線でみてしまう。
だから起こってしまう口喧嘩。
けれど、言いたいこと言えばケロっとして、またいつも通りですよね。
それができるのが母娘。
パパが「あれ?さっきケンカしてなかったっけ??」と不思議顔。
ちょっと言いたいだけ、ちょっとぶつかりたいだけ、スッキリしたいだけなのです。
同性の仲良しの証拠です。
大きくなってお友達とケンカした時の練習も兼ねてますからね。
だから、パパは言い合うママと娘を止めたりしないでくださいね。
母娘の仲良し
さっきまでケンカしていたのに、切り替えてべったり仲良しできるのも母娘。
それは大きくなっても同じです。
息子さんは、ママ一番がいつか変わる日がきます。(来てほしくないけど、来ないのも心配ですよね)
でも、母娘は関係が変わりません。
もちろん自分で選び築く家族を優先し、自分の子ども中心で生きていくことにはなりますけどね。
でも、いざというときに頼りになる母でいてあげたいですよね。
だから、今のうちから娘さんとたくさん話してケンカして仲良しして、いろんな経験を共にする親子でいたいものです。
どんなことでもそうですが、積み重ねが深く太い幹となり安定した関係が築き上げられます。
親子もそうですよ。
母娘のこの絆、パパには理解不能なようです。
一見ケンカばかりと思いきや、そんなことないですからね。
ママとより、パパと仲良しの娘さんも、結婚したりママになると突然母の有難みを感じたり、母でないとダメだ!となったりします。
なんでも相談できる存在はお母さん
我が家におります、オンオフきっちり家では悪い次女も、表裏のない天真爛漫な長女も、タイプは違いますが家で一番発散しています。
本音で向き合える家庭・母がいるという状態を作ってやることで、今現在だけではなく思春期のモヤモヤも乗り越えられるはずだと思っています。
何かあったら相談できるのは、同じような道をたどったことのあるはずの同性の親ですよね。
学校のこと、お友達のこと、恋愛のこと、仕事のこと、家庭のこと。
そのコミュニティ毎に話したり相談できる人はたくさんいます。
けれど、ママは人生の先輩としてだけではなく、一番の理解者、一番の味方であるからこその、相談相手です。
その悩みに詳しいかそうでないかは関係ないのです。
ケンカと仲良しの積み重ねがここで活きてくるんですよね。
ママとの関係が如何に厚いかが重要です。
自分から見た、娘へ 母へ
私は、未だに母に甘えることが多いです。甘え孝行です(笑)
いつか本当の親孝行に移行しないと、と思ってはおりますが、まだできていません。
顔見ては照れくさくて言えませんが母にありがとうと日々感謝です。
また、娘たちは私をいつか頼れる母だと思ってくれるかについては全然自信がありません!
でも逆にこんなママだからこそ、娘たちは強くなってくれるのではないだろうかとは思っています。
ママが頼りないから、あたしら頑張らな!と思って生きて行ってくれれば、それはそれで私は親としての使命は果たせていると思っています。
自分の生まれ育った家族は自分では選べません。
親は子を選べないように、子も親を選べないんです。
自分を母としてどう娘に接してあげるべきか、娘として母に何を返してあげられるか、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。