子どものいたずらと探求心

いたずら、失敗、親の成長、叱る、話し方、伝え方、探求心、興味・関心 取り合えず読んでみ
取り合えず読んでみ育児に正解はないとおもふ育児の気づき(キッズ3~6才)育児の気づき(小学生)

お子さんがいたずらすること、よくありますよね。
赤ちゃんの頃は、何をしてもかわいくて、危なくないいたずらならまぁいいかと思えるのではないでしょうか。
私もしょっちゅうおしりふきを全部引っ張り出されて、保存袋に入れ替えて使ったりしていました。
そう、これは私がこんなところに置きっぱなしにしたからやられたんだ。だから仕方がない。
赤ちゃんはウエットティッシュ引っ張ったら、次のが引っ張って!ってでてきたんだよって思っているに違いないですよね。
面白かったんだろうなって思えるうちはいいのです。

今、私は3歳7歳の子どもたちがするいたずらに、ただただ腹が立ってつい叱ってしまいます。
ですが先日、叱らなきゃ良かったと思ったことがありました。
いたずら、失敗、親の成長、叱る、話し方、伝え方、探求心、興味・関心

 

 

ティッシュ箱を解体する次女

いたずら、失敗、親の成長、叱る、話し方、伝え方、探求心、興味・関心
次女はティッシュ箱が好きです。
新しいものを出すときに、ティッシュの取り出し口をめくる作業は次女の仕事です。
めくるときに使う、指の差込口の丸い部分は分けておもちゃのコインとして使うそうです。
見つけるたびに彼女はとっておきますが、その辺に落ちているものは私がゴミと判断して捨てていますので、あまりたくさん集まったことはありません(笑)

また、使い終わったティッシュ箱を解体するのも次女の仕事です。
もちろんここでも、両サイドのコイン(?)とメーカーによっては底部分にもあるコイン(?)を集めます。
箱を製作に使うこともありますが、最近はもっぱら解体業者のようにもくもくとティッシュ箱を畳んでゴミ箱へと運んでいます。

先日、ティッシュケースの中でぺっちゃんこになっている箱を見つけました。
どうやらティッシュがまだ残っているのに両サイドのコイン(?)をゲットして、もう紙が少なかったので箱がへしゃげたようでした。
どちらにせよ、ティッシュケースにいれているので、つぶれていても困ることはないので、あとわずかのティッシュがなくなるのをぺちゃんこのまま置いておきました。

ところが、昨日、次女が新しいティッシュ箱を開けて早速両サイドを解体してしまっていたのです。
「ちょっと、まだ開けたてなのに箱潰さないでよー。またぺっちゃんこになるじゃない!」というnakagawa。

でもその話を聞いた主人は一言。
「ティッシュ箱の中でどんな風に入っているのか見れたからひとつの発見だよ」

確かに・・・。でも次女の目的はティッシュの入り方じゃなくて、コイン(?)ですからね!
こんな風に入っているから、ティッシュを引っ張ると次のティッシュがでてくるんだね!なんて発見は彼女してませんからね!!

次女のお陰で発見をしたのは長女でした。

ティッシュを横から取り出す長女

いたずら、失敗、親の成長、叱る、話し方、伝え方、探求心、興味・関心
鼻をかもうとした長女が、次女によって解体されたティッシュ箱からティッシュを取ろうとして、むき出しになっている横のところからティッシュを取り出しました。

想像してみてください、上からとれば一枚ずつ取れますが、横は折りたたまれたティッシュが詰まっているのです。一枚だけ取れるわけがないですよね!?
何枚にも折り重なったティッシュ、そのまま使う長女。

「ちょっと!!!そんなところからとったらいっぱい取れるの分かってるやん!!!しかも、何枚も一気に使ったらもったいないやん!!」

「あ・・・ごめんなさい!」

でも、nakagawaの言動はダメでした。
失敗したと報告する長女に主人が聞きました。
「どうしてティッシュ横から取ったの?」
「取れると思った」
「一枚だけ取れた?」
「取れなかった、いっぱい出ちゃった」
「そうなるとは知らなかったんだよね。横もあいているし、横からもとれるかも、おもしろいかもって思ったんだよね。」

ティッシュは上から取り出しやすいように紙がたたまれていること、だから横からは一枚ずつとれないことがわかったね。
他の人(今回は私)がダメだ!と注意しても別の人(今回は主人)が悪いことだとは思わないよといってくれることがあるから、何か失敗したとか叱られてしまったということはちゃんと今日みたいにお話してね。と話ししていました。

 

 

親も子も失敗から学ぶ

主人は話は長いし子どもがどこまで理解できるかは分からないけれども、最終的にいけないことをした・ダメだったという気持ちにさせないように子どもに話をしています。

結果しない方が良いことでも、悪いことをしようと思ったわけじゃないのに先に注意したnakagawaはすごくいけない指導をしてしまったなと気づきました。
叱るだけだと、怒られたとか悲しかったという気持ちだけが残って、今後何を気を付ければよいか子どもの頭には残りにくいそうです。

そして今回叱ってしまうことは、面白いかな?どうなるかな?と思ってやっていること、探求心をそぐようなことになるのにも気づきました。
最近大学生や新社会人とお話させてもらう機会があり、聞いていると、過程に興味がなく結果だけを知って行動している子が多いように感じました。どうしてそうなるのか、何故なのかを知りたいと思う子どもたちがいなければ、発展も進歩もないです。
これから未来を担っていく若者たちが熱い探求心をもって行動する人間になるためにはいたずら・失敗から多くを学ぶべきだと思っています。

nakagawaもこの失敗から多くを学んだように思います。
親も完璧ではありません。まだまだ成長するところばかりですよね。

いたずらされると腹も立つけれど、ここは子ども目線になってどうしてやってみようと思ったのか、やったらどんなことが分かったのかお話しようと思ってもらえたら嬉しいです。
いたずら、失敗、親の成長、叱る、話し方、伝え方、探求心、興味・関心

ルカコ ブログ

 

 

タイトルとURLをコピーしました