私は今年31歳になりますが、新卒で就職をした翌年にバセドウ病が発覚しました。
なのでバセドウ病とはもうかれこれ7年くらいの付き合いになります。
特に結婚を見据えた時に子供は授かれるのか不安に思った事もあったので
もし今心配な方がいらっしゃれば少しでも経験をシェアしたいとおもい書いてみます♪
バセドウ病だと分かったきっかけ
新卒2年目から、私の職場はとてつもなく忙しくなりました。
毎日残業し疲れが取れないな・・くらいに考えていましたが
実家暮らしだったため母が、私の体重が落ちていく事と精神不安定、
そして寝ている時の首の脈の早さを見て、なんか気になるから病院に行っておいでと言われた事がきっかけでした。
そこで内科へ行き、採血をし一週間後にバセドウ病だという結果を知らされました。
バセドウ病【甲状腺機能亢進症】
バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に作られ甲状腺機能が亢進する自己免疫疾患です。
甲状腺機能が亢進する事により新陳代謝が活発になりすぎることで、
寝ている時も起きている時も身体はフルマラソン状態です。
なんの疾病でも当てはまると思いますが、バセドウ病もストレスが強く関係しているとのことで、担当医からすぐに仕事を1ヶ月休むよう言われてびっくり!
増えていった症状
・手が震える(会社の食堂でお味噌汁が持てなかった)
・ドキドキする
・イライラする
・汗をかく
・体重が落ちる
・めまい
・蕁麻疹
一番つらかったのは本当に精神状態が不安定で、ちょっとした事でイライラが止まらなくなりました。
自分でも不思議でつらかったのを覚えています。
その時期に私の状態に付き合ってくれていた母、パートナー(今の旦那)、親友には本当に感謝です。
その当時は本当に瞬間湯沸かし器のような性格だったので今となっては笑われているほどです笑
これは本当に薬を処方されたらびっくりするほど落ち着きました。
4年間くらいメルカゾールを服用した
ここからは血液検査の数値によってメルカゾールという薬を増減させながら治療していきました。バセドウ病発覚当初は毎日6錠服用でしたが、2日に1回2錠、3日に1回1錠などというふうに薬の量が減っていきました。
結婚後、妊娠を考えて医師に伝えた
結婚をして、妊娠を考え始めたとき自分で色々調べて不安になった事がありました。バセドウ病=妊娠しにくいみたいなことが書いてある記事もあり。。
担当医に妊娠を考えていると伝えたところ、メルカゾールからチウラジールという薬に変更されました。
どちらも甲状腺治療の薬なのですが、メルカゾールは僅かな確率で胎児に影響があるかもしれないがチウラジールは安全とのことです。
通院の期間に関しても月1から月2、そして半年に1回などという風に間隔があいていきました。
バセドウ病の不妊と遺伝
お薬が変わった際にパンフレットを頂いたのですが
それにはバセドウ病だからと言って妊娠しにくいということはない。そして、妊娠した際必ず胎児に遺伝するというものでもない。と書いてありました。また、妊娠期間中に薬を服用することで胎児にも薬が届き母子ともに安全な状態でいることが出来るということでした。
何より大切なことはママの甲状腺の数値が薬で落ち着いていることだそうです。
妊娠発覚後の受診は早めに♪
その後無事赤ちゃんを授かることができました♪
妊娠初期の甲状腺の数値の安定が重要だということで
1ヶ月に1回、ないしは2ヶ月に1回血液検査をしました。
妊娠中は、バセドウ病の症状がおさまることが多いらしく私も途中からは薬を飲まずとも数値が安定するようになりました!ただ、産後は再び悪化することが多いからそのつもりでねと言われました。
出産後の赤ちゃんの検査は必要?
出産まで数値は安定しており、無事出産することがでしました。
ここで、新生児の甲状腺数値の検査をする場合もあるそうですが、私の場合産む前から数値が安定しており薬も飲んでいなかったので赤ちゃんに検査は必要ないと言われました。心配なら産後の1ヶ月検診で聞いてみてもいいと思います。
産後はやっぱり数値悪化!と、気になる遺伝
産後1年半ほどは数値が安定しており、もうこのまま寛容するかもと医師にも言われていましたがやはり数値が悪化し、またメルカゾールの服用を始めています。
また、時々息子に遺伝していないのか不安になり先生に聞くのですが「こんな小さいうちはまずないから、きになるなら小学生頃受診してみてー」と言われました!心配になってしまう親心ですが今は気にしすぎず過ごしています♪
まとめ
ちょっと長くなってしまいましたが以上が私の体験記です♪
バセドウ病は薬さえちゃんと言われた通り飲んでいれば上手く付き合っていける病気です!
毎日息子は可愛いし、楽しく過ごしていますよ♪
バセドウ病で不安に思われている方にシェア出来れば嬉しいです!