「ママになった!」を実感すること
ママはいつママになるのでしょうか。
お腹に赤ちゃんができたとき!?
赤ちゃんが生まれたとき!?
はたまた、妊活始めるとき!?
よく子どもの年齢=ママのママになった年数ともいいますよね。
どうあれ、ママは誰に決められるものではなく、自分でママを自覚しママになっていきます。
私、ママなんだ!と思う幸せな気持ちを大切に心の引き出しにしまっておいてほしいです。
新米ママがママを実感する
赤ちゃんができたと分かった瞬間からママのママへの切り替えが始まります。
行動も食べ物も、目が行くものも、全てが急に違ってきます。
それはつわりだけではないですよね。
こんなこと、ありませんでしたか。
今まで目に入る程度だった、道行くベビーカーや抱っこ紐で子どもを連れているママの動きが気になって仕方がなくなる。そして、少子化って嘘でしょ!?って思うくらい赤ちゃんがたくさん街にいることに気づく。
どうってことなくまたいでいた縁石を大回りして避けてみる。
お店のベビーグッズを手に取ってみる。
全てがママ目線にかわるのです。
お腹で守っていてまだ抱っこしてないないわが子を、守れるのは自分だけと思って、精一杯自分の身体を守るのです。
赤ちゃんが生まれてからのママの実感
実感…なんてのんびりやってられないし!!!って思うママも多いかもしれません。
でも、そんな中にほっとする時間ってありませんか。
やっと寝てくれて、寝顔をみているときとか。
授乳している時とか。
他の人ではダメでママが抱っこしたら泣き止んでくれたとか。
あぁ、これこそ「ママしてる!」実感です!
自分で自覚してママになるといいましたが、「この子がいるから私はママなんだ」「この子が私をママにしたんだ」と思える瞬間ってとても大切です。
本当に幸せな時間だと思います。
我が子が何歳になっても
段々とママはママをしていることが当たり前になってきます。
たまに子の成長にジーンときたり、ママのために書いてくれた手紙や絵が嬉しかったり、そのようなことはあります。
でも日常的にママを実感する瞬間というのはなくなるような気がします。
長女は先日7歳になりました。
次女は誕生日を迎えたお姉ちゃんが羨ましいようです。
今朝、次女を自転車に乗せて幼稚園に向かっているとこんなことをいいました。
「長女ちゃんは6歳から7歳になったね」
「次女ちゃんは今度3歳から4歳になるね」
「次女ちゃんが4歳になるとき、長女ちゃんは何歳?」
「8歳かー、もう皆大きいねー」
「1歳が2歳、3歳、4歳。7歳の次は8歳」
後ろで歳を数える娘の声に合わせて子どもたちのその頃の様子が、頭の中を駆け巡りました。
あぁ、私もう7年もママやってるんだ-!!
久しぶりに感じるママの実感でした。
子どもにこんな風に大きくなってほしいと欲張りなことを思っても親の意向通りにならないように、もっと大らかなママでいたいと思いながらそうもならずにガミガミママをしている私はいつになったら成長したママになるんだろう!?
私はこれから子どもたちが大人になるまでにあと何回、ママを実感できる瞬間がくるのだろう。
久々に感じた、甘酸っぱくこみ上げるようなママの実感は、成長するにつれて少なくなっていくことに気づいて切なくなった気持ちと混じってぐちゃぐちゃになりました。
夏の暑さで頭がぼんやりしていたのか、蝉の声が切なさを助長させたのか分からない、そんな朝の出来事でした。